高度な実践的指導力
新教職大学院で養成する人材像は、学校や地域の教育リーダーとして活躍できる高度な専門的職業人としての教員です。
そのために、教育に対する使命感や倫理観等の教育的素養を高めるとともに、理論知と実践知とを往還・融合する新しい知識体系の構築に取り組み、次の4つの資質・能力に基づく高度な実践的指導力を身につけることを教育目標とします。
4 つの資質・能力
- 授業力
- 教科の専門性や学習理論等に基づく実践的な授業力
- B 生徒指導・支援力
- 子どもの発達理論や子ども理解に基づく生徒指導・支援力
- 教育課題対応力
- ESD、環境教育、防災教育等の現代的な教育課題に対応する教育力
- 学校改善リーダーシップ
- 学級や学校組織の協働化・活性化を図る学校改善リーダーシップ
コースの目指す人材像
目指す人材像の具体に応じて、次の 3 つのコースを設けています。
- 教育実践力育成コース(学卒等院生)
- 教育実践開発コース (現職院生)
- 学校組織開発コース (現職院生)
教育実践力育成コース
教育実践力育成コースでは、学部卒業生等(経験の浅い若手教員や教員免許状を持つ社会人を含む)を対象として、教育活動に積極的に取り組み、将来的に様々な教育分野でリーダー的役割を担うことのできる新人・若手教員を養成します。
教育実践開発コース
教育実践開発コースでは、中堅教員を対象として、指導主事などの専門研修リーダーや主幹教諭などの校内研修リーダーとして活躍できるような中核的中堅教員を養成します。
学校組織開発コース
学校組織開発コースでは、中堅教員を対象として、管理職など学校組織を管理運営するリーダーや指導主事などの地域の教育組織を管理運営するリーダーとして活躍できるような中核的中堅教員を養成します。