教職大学院設置以前
授業力育成コース
学卒院生の授業実践力を育成するために、現職教員とともに実践的に学ぶコースが試行されました。これは、いくつかの科目をまとめて履修するオプショナルなコースで、学卒院生は研究授業も体験しました。ここで学卒院生の実践力向上という成果が得られたことで、教職大学院でも学卒院生と現職院生がともに学ぶ授業形態を中心とすることになりました。
いわゆる第0期
平成20年度(2008年度)の開設を目指して設置準備を進めてきましたが、残念ながら教職大学院の設置は次年度に持ち越されました。しかし、平成20年度入学者選抜は設置申請中に行われたため、もし設置が認可された場合には教職大学院第一期生となる選考枠がありました。この選考枠で合格した入学生に対して、従来の修士課程の枠組みの中で教職大学院の教育課程の実現を試みました。このときの院生を第0期と称しています。
教職大学院(第一期)
その翌年に設置が認可され、平成21年度(2009年度)に教職大学院が開設されました。
教職大学院(第二期)
令和2年度(2020年度)には、修士課程を統合した新たな教職大学院(第二期)が開設されました。これにより、静岡大学教育学研究科の修士レベルは教職大学院に一本化されました。